最中の賞味期限や消費期限・日持ちはいつまで?長持ちさせる保存方法も紹介
最中は、作っているお店や材料によって賞味期限や消費期限が異なります。
どれくらい日持ちするのかを知っておけば、お土産として贈るときの目安にもできますね。
また、最中の正しい保存方法を知っておけば、おいしさを長持ちさせることにもつながりますよ。
このページでは、最中の賞味期限や消費期限について詳しく紹介していきますね。
賞味期限と消費期限の違い
食品の袋や容器には「賞味期限」と「消費期限」のどちらかが記載されています。
賞味期限と消費期限の違いは以下の通り。
- 賞味期限:未開封で正しく保存した場合においしく食べられる期限
- 消費期限:未開封で正しく保存した場合に安全に食べられる期限
賞味期限が記載されているものは比較的日持ちが長く、消費期限が記載されているものは日持ちが短めと覚えておくといいですね。
最中の日持ちはどのくらい?
わかりやすいように、人気店で買える最中の賞味期限や消費期限をまとめてみました。
お土産として贈るときの参考にしてみてくださいね。
いずれも未開封状態での賞味期限や消費期限になります。
開封済みのものは、パッケージに記載されている賞味期限・消費期限に関係なく早めに食べるようにしてくださいね。
和菓子店の最中は日持ちが短め
和菓子屋さんの最中は、保存料や添加物を使用していないので日持ちが短めです。賞味期限は7日前後のものが多いですよ。
▼仙太郎のご存じ最中のように、消費期限が短いものもあります。
▼たねやのたねや最中は手づくりタイプなので、賞味期限も23日と長め。お土産に向いていますよ。
すぐ食べるときは日持ちが短いもの、お土産にするなら日持ちが長いものを選ぶといいですね。
最中の正しい保存方法について
最中をおいしく食べるためにも、正しい方法で保存することが大切です。
パッケージに記載された保存方法を守らないと、賞味期限や消費期限よりも早く傷んでしまう可能性が高いですよ。
最中は、常温保存できる和菓子。ただ、湿気に弱いので、湿気の多いところは保存場所に向いていません。
直射日光と高温多湿を避けて、涼しい場所に置くようにしましょう。
一度開封した最中は、最中の皮が湿気りやすくなったり、あんこが硬くなったりしてしまうもの。
開封後は賞味期限・消費期限に関わらず、早めに食べてくださいね。
冷蔵保存してもOK
最中のおいしさを長く保ちたい場合は、最中の皮とあんこを別々に保存するのがおすすめです。
お店によっては、最初から皮とあんこが別々になった状態で売っている商品もあります。いわゆる、手詰め最中というタイプですね。
自分であんこをつめて作るタイプの最中は、最中の皮とあんこを別々で保存しましょう。
最中の皮は湿気の少ないところで常温保存、あんこは冷蔵庫で冷蔵保存することでおいしさを保つことができますよ。
最中は冷凍保存もできます
賞味期限・消費期限内に最中を食べきれそうにない場合は、冷凍保存するのもいいですね。
最中だけでなく、和菓子を長期保存したいときは「冷凍保存」が向いています。
あんこが最初からはさんであるタイプの最中も、冷凍保存がおすすめ。冷凍保存することで、最中の皮にあんこの水分が吸収されることを防いでくれます。
最中を保存するときはラップに包み、密閉容器やフリーザーバッグなどに入れて冷凍しましょう。
冷凍保存の目安は、1〜3ヶ月ほど。食べるときは自然解凍して、早めに食べるようにしてくださいね。
賞味期限切れの最中を食べるときの注意点
賞味期限を過ぎた最中は、すぐに食べられなくなるわけではありません。
未開封のものや正しい方法で保存しておいたものは、少しくらい賞味期限が過ぎても食べられます。
最中の状態をよく見てから、食べられるか判断してみましょう。
賞味期限切れの最中を食べるときの注意点は以下の通り。
- カビが生えていないか
- あんこに粘り気がないか
- 異臭がしないか
どれかひとつでも当てはまる場合は、最中が傷んでいる可能性が高いですよ。潔く処分することをおすすめします。
ちなみに、消費期限切れの最中は「安全に食べられる時期を過ぎている」ということ。
心配な場合は、無理して食べないようにしましょう。
さいごに
最中の賞味期限や消費期限は、お店によって異なります。
おいしく食べるためにも、正しい保存方法と賞味期限・消費期限を守るように心がけたいですね。
食べきれない場合は、冷凍保存もおすすめです。
参考:最中のお土産一覧はこちら
参考:最中の由来や意味について