道の駅世羅のおすすめお土産・駐車場・営業時間まとめ
道の駅「世羅」は、広島県世羅郡世羅町にあります。
国道432号線沿いにあり、すぐ横に芦田川が流れるという立地です。
しかも約150m南には、尾道自動車道・世羅インターチェンジの出入口があります。
道の駅 世羅は、車でアクセス抜群の道の駅です。
道の駅「世羅」とは
道の駅 世羅がある世羅町は、広島県の中東部に位置する町です。
周囲を世羅高原と呼ばれる山地に囲まれ、中部は世羅盆地が広がり、芦田川が流れています。
道の駅 世羅があるのは、盆地の東寄りの場所です。
道の駅 世羅では、豊かな自然に囲まれた世羅町の農産品や畜産品をはじめとした特産物をたくさん販売しています。
販売している特産物や菓子などは、ほとんどが世羅町内でつくられたもので、町外のものがとても少ないのが道の駅 世羅の特徴だと感じました。
道の駅 世羅は、世羅という土地にこだわった、地元のならではのものが手に入る道の駅なのです。
▼広い駐車場は、第2駐車場もあります。
▼大型トラック用の駐車場もありました。
EV用の急速充電所も1か所あります。
▼建物の横には大きな白いオブジェクトがありました。
道の駅「世羅」で買えるおもなお土産
道の駅 世羅では、さまざまなお土産を販売しています。
おすすめのお土産は、おもに以下のものです。
- 山田玉泉堂:唐饅頭
- せら韋駄天まんじゅう
- 大手門:おいもさん
- 大手門:レモンあんタルト
- サンマルク:世羅茶ケーキ
- サンマルク:梨ブッセ
- サンマルク:レーズンサンド
ひとつずつ見てきましょう。
山田玉泉堂 唐饅頭
「唐饅頭(とうまんじゅう)」は、世羅町にある和菓子店・山田玉泉堂の代表商品で、弘法大師ゆかりの菓子です。
世羅町には平安時代に弘法大師によって高野山の別格本山として建立された、今高野山(いまこうやさん) 龍華寺(りゅうげじ)という寺があります。
その門前町にあるのが、山田玉泉堂です。
弘法大師が唐で食べた菓子を伝授したものが、唐饅頭の原型とされています。
江戸時代中期ごろに改良がほどこされて、現在の唐饅頭ができました。
唐饅頭は丸いボール状をしていて、2口ほど食べられそうなサイズです。
まわりの生地は固く焼かれていますが、噛むとホロホロと崩れ落ちます。
そして生地の中には白餡がギッシリと詰まっているのが特徴です。
せら韋駄天まんじゅう
「せら韋駄天(いだてん)まんじゅう」は道の駅 世羅の土産菓子の中でも、とくに人気があります。
世羅町にある世羅高校は、全国屈指の駅伝の強豪校です。
さらに世羅町内には、俊足・健脚の象徴とされる韋駄天の像がある寺・修善院(しゅぜんいん)があります。
そのことから世羅町を駅伝の町としてアピールするため、世羅町観光協会と町内の和菓子店・大手門がタッグを組み、せら韋駄天まんじゅうが開発されました。
せら韋駄天まんじゅうは、焼饅頭の一種です。
モッチリとした生地の中には、世羅産大豆のこがしきな粉入りのミルク餡が入っています。
さらにミルク餡の中には黒糖蜜が詰まっているのが特徴です。
大手門 おいもさん
「おいもさん」は、世羅町にある和菓子店・大手門が製造しています。
鳴門金時を使った芋餡をタップリと包み込んだ焼饅頭です。
ホックリとした鳴門金時の食感と上品な甘味が楽します。
大手門 レモンあんタルト
「レモンあんタルト」は、大手門が製造しています。
マドレーヌ生地の中に、広島名産のレモンを使った餡がたっぷりと入ったタルトケーキです。
まったりとした甘味と、レモン特有の爽やかな酸味が楽しめます。
レモンあんタルトは、箱入りとバラ売りがありました。
サンマルク 世羅茶ケーキ
「世羅茶ケーキ」は、世羅町中心部にある洋菓子店・サンマルクが製造しています。
名前のとおり、世羅町名産の世羅茶を使ったパウンドケーキです。
世羅高校農業経営科と、世羅茶を復活させた世羅茶再生部会がタッグを組んで開発されました。
丸く、茶色い焼き色の中にほんのりと緑色が混じるビジュアルがインパクトあります。
食べるとバターの風味と芳醇な甘味の中に、ほのかにお茶の香りがしてきました。
思ったよりお茶の風味は強くなく、バターの風味や甘味の印象が強かったです。
お茶が苦手でも十分に楽しめると思います。
サンマルク 梨ブッセ
洋菓子店のサンマルクでは「梨ブッセ」もつくっています。
名前のとおり、世羅で栽培が盛んなナシを使ったブッセです。
フンワリとした生地と、ジューシーなナシの組み合わせが魅力あります。
サンマルク レーズンサンド
「レーズンサンド」は、サンマルクが手がけています。
世羅の特産品であるブドウのピオーネを使ったレーズンが入っている、人気のお菓子です。
2枚のクッキーのあいだにクリームとともに挟まったレーズンは、大きめのサイズ。
そのため果実感がとても強いのが特徴で、クッキーやクリームの甘味にフルーティーな味わいが加わります。
道の駅「世羅」で買える、お菓子以外のお土産
道の駅 世羅では、菓子以外の土産もたくさん販売しています。
おすすめの菓子以外の土産は、おもに以下のもの。
- ブドウ(ピオーネ、マスカットなど)
- ナシ
- 果物加工品
- 世羅茶
- せら米
- ワイン
世羅はブドウ栽培が盛んです。
▼ブドウの時季には、たくさんの品種のブドウが並びます。
▼世羅では、ナシの栽培も盛んです。
▼またナシやブドウなどを使ったジャム、ゼリーなどの果実加工品もおすすめです。
世羅茶もお土産として人気があります。
世羅町はかつて、広島県を代表する茶処でした。
しかし生産量が減少してしまいましたが、地元有志によって再び茶の生産が再開され、「世羅茶」としてブランド化されています。
茶葉のほか、手軽に飲めるペットボトルもありました。
▼世羅町のブランド米「せら米」もあります。
ブドウ栽培が盛んな世羅町には、ワインの醸造施設「世羅ワイナリー」があります。
▼世羅ワイナリーでつくられたワインも人気商品です。
道の駅「世羅」の施設概要
道の駅 世羅の施設内の大部分のスペースは、販売コーナーになっています。
広々とした販売コーナーでは、たくさんの商品が販売されています。
なかでも農産品や畜産品、加工食品が多いです。
▼人気があるのは、果物。
世羅はブドウやナシをはじめとした果樹栽培が盛んです。
▼野菜もありました。
▼山に囲まれた世羅町では、シカ肉やシシ肉(イノシシ)などのジビエ肉も販売しています。
▼イノシシ肉のロースを買ってみました。
▼地元業者のつくった弁当・惣菜もたくさんあります。
▼世羅で人気のピザ・パンの店「おへそ」のパンもたくさん陳列されていました。
▼めずらしいものでは、メダカや金魚も。
▼壁側にインフォメーションとレジがあります。
▼レジではコーヒーなどのドリンクも注文できました。
▼インフォーメーションとレジの隣は、飲食コーナーのレジです。
▼フードからデザートまで、町の特産品を使った様々なメニューがあります。
▼飲食スペースは、レジの向かって左側です。
席はフードコート方式で、空いている席に自由に座ります。
▼外にテラス席もありました。
道の駅「世羅」のアクセス、営業時間、休業日などの詳細情報
道の駅 世羅のアクセス、営業時間などの詳細情報です。
住所 | 広島県世羅郡世羅町大字川尻2402-1 (尾道自動車道 世羅インターチェンジ口そば) |
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電話番号 | 0847-22-4400 |
駐車場 | 大型:10台、普通車:78台 (うち障害者用2台) ※第1・第2の合計 |
EV充電所 | 急速1台(無料) |
多目的トイレ | 1器 |
ホームページ | 道の駅世羅 | セラナンデス 世羅町観光協会 |
営業時間・休業日は、道の駅内の施設ごとに異なります。
▼施設ごとの営業時間・休業日の一覧
インフォメーション 物販コーナー |
営業時間:4月~11月 8:00~19:00、12月~3月 8:00~18:00 休業:12月31日 |
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飲食コーナー | 営業時間:10:00~15:00 休業:12月31日 |
休憩所 | 営業時間:24時間利用可能 休業:年中利用可能 |
トイレ | 営業時間:24時間利用可能 休業:年中利用可能 |
EV充電所 | 営業時間:24時間利用可能 休業:年中利用可能 |
駐車場 | 営業時間:24時間利用可能 休業:年中利用可能 |