白い恋人にそっくり!?日本全国にある「○○の恋人」お土産シリーズまとめ~全部で26の恋人が大集合!

こんにちは!
ユニークなお土産に目がない編集長の嶋田です(@SRokota)。

「恋人」という名前がつくお土産と聞いて、なにを真っ先に思い浮かべますか?

それはやはり「白い恋人」ではないでしょうか。

1976年から販売されている北海道の定番お土産で、世代を問わず多くの人に愛されているお菓子です。

最近では、そんな白い恋人の知名度を活用してなのか、日本各地で「○○の恋人」という名前のお土産を見かけるようになりました。

一体○○の恋人シリーズはいくつあるのだろう?一度考え出すと、気になってしょうがなく、夜も眠れない…ような気になるほど。

そこで、おみやでは「○○の恋人集め隊」を結成!

全国にいるおみやライターさんの協力を得て、各地で実際に購入した「○○の恋人」シリーズを紹介してみようと思います!

本家の白い恋人について

白い恋人(ホワイト) 外装
白い恋人(ホワイト) 中身の写真

そもそも、これだけ各地に恋人シリーズのお菓子が出回るようになったのは、北海道の有名なお土産「白い恋人」がきっかけ。

ホワイトチョコがサンドされたラングドシャで、薄い生地のサクサクッとした食感が美味しいお菓子です。

ちなみに白い恋人の由来は、雪が降るなか創業者が言った「白い恋人たちが降ってきたよ」との言葉。

参考:白い恋人の記事はこちら

「○○の恋人」の中身や特徴について

○○の恋人シリーズのほとんどは、白い恋人と同様に正方形のラングドシャ。

○○の恋人だけを見ると「おっ、似てる!」と思うのですが、見比べると生地の質感、チョコの量に違いがあります。

食べ比べても違いが分かり、やはり白い恋人に軍配があがりますね。

とはいえ、こういった類似お土産は味うんぬんよりも、ネタとしておもしろがって購入するのが醍醐味です。

○○の恋人シリーズの特徴は、なんといっても箱に書かれた各地域の方言による愛の告白。

そしてパッケージからわかる各地の特産・名所・名物です。

どの地域も中身は同じだとわかっていながらも、つい手に取ってみたくなります。

それでは、お菓子の中身や特徴をみたところで、全国の○○の恋人を一挙紹介していきますね。

全部で25個、そのうち番外編として3個の恋人たちを集めてみました!

北海道・東北

青森の恋人 まんず好きだす【青森県】

青森の恋人外装

トップバッターは青森の恋人。

まんず好きだすとは、青森弁で「すごく好き」という意味なんですよ。

青森名物のねぶたや十和田湖のイラスト、またリンゴがプリントされていて、青森らしさが出ていますね。

参考:青森の恋人の記事はこちら

岩手の恋人【岩手県】

岩手の恋人外装

岩手県の名物といえば「わんこそば」が有名です。

I LOVE IWATEのハート部分がお椀になっていてユニーク。

お椀以外には、チャグチャグ馬コとSL銀河が描かれていますよ。

チャグチャグ馬コとは、簡単にいえば岩手で行われる農耕馬が街を歩く祭りのことです。

岩手県盛岡市・滝沢市で毎年6月の第2土曜日に開催されています。

参考:岩手の恋人の記事はこちら

秋田の恋人【秋田県】

秋田の恋人外装

秋田の恋人には、なまはげと秋田竿燈まつりの様子がデザインされています。

ハートの部分も竿燈をイメージしたものになっていて、なかなかオシャレですよね。

参考:秋田の恋人の記事はこちら

関東

草津の恋人【群馬県】

草津の恋人 外装

群馬県草津といえば温泉が有名。

草津の恋人のパッケージは、温泉地ならではのイラストで統一されています。

草津名物の湯畑と湯もみが描かれていて、草津の名物がなにかすぐにわかっていいですね!

参考:草津の恋人の記事はこちら

北陸・甲信越

富山の恋人 好きでならんちゃ【富山県】

富山の恋人外装

「好きでならんちゃ」という、富山弁による愛の告白が可愛い富山の恋人。

イラストはライチョウ(雷鳥)と五箇山の合掌造りです。

ちなみに日本に推定3,000羽ほどしかいないといわれるライチョウのうち、約1,300羽が富山県に生息しているのだとか。

参考:富山の恋人の記事はこちら

黄色の恋人【岐阜県】

黄色い恋人外装
黄色い恋人中身

岐阜県の恋人は、なんと黄色!

バナナが抱き合っているイラストが印象的で、「バナナの恋人」と呼びたいぐらいです。

バナナの焼印とバナナチョコクリームという、他の恋人シリーズよりもオリジナルさを感じるお土産になっていますよ。

参考:黄色い恋人の記事はこちら

近畿

琵琶湖の初恋【滋賀県】

琵琶湖の初恋 外装

○○の恋人というネーミングが多い中、滋賀編は「○○の初恋」です。

箱の形状、中身のお菓子からして○○の恋人シリーズの一つとしてもいいでしょう。

琵琶湖を前面に押し出した、さわやかなパッケージ!

参考:琵琶湖の初恋の記事はこちら

京都の恋人 えろう好きどすえ【京都府】

京都の恋人外装写真

愛の告白京都編は「えろう好きどすえ♥」。

舞妓さんやお寺のイラスト、また緑のカラーが京都らしさを演出していますね。

ラングシャの中身は、珍しい抹茶味のクリームです。

参考:京都の恋人の記事はこちら

大阪の恋人 めっちゃ好きやねん【大阪府】

大阪の恋人外装写真

熱い思いが伝わってくる「めっちゃ好きやねん」。

この言葉だけで、どこの○○の恋人かすぐにわかってしまいそうです。

通天閣と大阪城のイラストになっていますので、大阪に来たことを証明するにはぴったりのお土産でしょう!

参考:大阪の恋人の記事はこちら

大阪通天閣の恋人 めちゃめちゃ好きやねん【大阪府】

通天閣の恋人外装写真

繰り返すことで本気度を伝えている「めちゃめちゃ好きやねん」。

大阪の○○の恋人ですが、こちらは「通天閣の恋人」と範囲が限定されています。

心底惚れこんだ相手に、冗談もまじえつつ贈ってみてはいかがでしょうか。

参考:大阪通天閣の恋人の記事はこちら

大阪環状線の恋人 めっちゃ好きやねん【大阪府】

大阪環状線の恋人外装

大阪の○○の恋人シリーズは種類が多いですね。

こちらは大阪環状線ということで、パッケージは駅名がデザインされています。

大阪環状線に乗りながらバッグから取り出して、周りの反応を見てみてはいかがでしょうか。

参考:大阪環状線の恋人の記事はこちら

奈良の恋人 アナタとなら・・・【奈良県】

奈良の恋人 外装

シンプルなジョークで相手の気を引きたいときに使える、奈良の恋人「アナタとなら・・・」。

奈良の大仏、法隆寺五重塔、奈良公園のシカが描かれており、奈良の雰囲気を味わえますよ。

ラングドシャの中身は定番のホワイトではなく、チョコラングドシャです。

参考:奈良の恋人の記事はこちら

中国・四国

鳥取の恋人【鳥取県】

鳥取の恋人外装

鳥取編は方言ではなく、ストレートに「I LOVE TOTTORI」と思いを伝えています。

イラストは鳥取砂丘と大山という、鳥取を代表する観光地。

そして真ん中には、縁結びを象徴するうさぎも描かれています。

のどかな鳥取の雰囲気がよく伝わってきていいですね~。

参考:鳥取の恋人の記事はこちら

岡山の恋人 めっちゃ好きじゃけん【岡山県】

岡山の恋人外装

かっこいい愛の告白「めっちゃ好きじゃけん」。

「~けん」の言葉を聞くと、サムライをイメージしてしまうのは私だけでしょうか。

イラストは桃太郎と倉敷の街並みですね。

遠くを窺っているように見える桃太郎。倉敷のお土産屋さんできび団子を買おうとしているのでしょうか?

参考:岡山の恋人の記事はこちら

カープの鯉人【広島県】

カープの鯉人外装写真
カープの鯉人開封した写真

野球チーム・広島カープをイメージしてつくられた「カープの鯉人」。

個装もカープデザインになっており、どこのお菓子かすぐにわかりますので、配り用のお土産としても重宝しそう。

参考:カープの鯉人の記事はこちら

うどんの恋人 香川が好きやけん【香川県】

うどんの恋人外装

うどん県と呼ばれるだけのことはあり、香川の恋人ではなく「うどんの恋人」となっていますね。

香川県民が認めるうどんの恋人とは、ラーメンなのでしょうか蕎麦なのでしょうか。それとも出汁?気になります!

参考:うどんの恋人の記事はこちら

坊っちゃんの恋人 四国道後温泉【愛媛県】

坊っちゃんの恋人外装写真

愛媛県松山といえば、道後温泉が有名ですね。

また、坊っちゃんの著者・夏目漱石ゆかりの地としても知られているんですよ。

「坊っちゃんの恋人」には、夏目漱石と松山市内を走る坊っちゃん列車が描かれています。

参考:坊っちゃんの恋人の記事はこちら

愛媛の恋人【愛媛県】

愛媛の恋人 外装

愛媛県には坊っちゃんの恋人にくわえて「愛媛の恋人」もあります。

道後温泉・夏目漱石の小説・坊ちゃん・瀬戸内海を結ぶしまなみ海道がデザインされています。

パッケージのラインや文字がオレンジ色になっているのは、愛媛の特産・みかんをイメージしているのでしょうか?

高知の恋人 こじゃんと好きやき【高知県】

高知の恋人 外装

○○の恋人シリーズ高知編は、「こじゃんと好きやき」。

土佐弁で「ものすごく好きだから」という意味がありますよ。

イラストは、江戸時代末期に活躍した坂本龍馬と高知の名所・桂浜です。

参考:高知の恋人の記事はこちら

九州・沖縄

門司港の恋人 めちゃすきっちゃレトロの街【福岡県】

門司港の恋人 外装

福岡県の○○の恋人は、港が題材となっている「門司港の恋人」です。

門司港は戦時中、貿易の重要拠点だったんですよ。

終戦後は貿易の縮小にともない徐々に衰退していきましたが、現在では観光スポット「門司港レトロ」として復活。

大正時代の建物を見物する観光客で賑わいを見せています。

参考:門司港の恋人の記事はこちら

佐賀の恋人【佐賀県】

佐賀の恋人外装写真

嬉野温泉、武雄温泉、嬉野茶、小城羊羹・・・などなど、名所や名物がたくさんある九州・佐賀県。

わたしの出身地である長崎県の隣ということで、かつては観光でなにかとお世話になりましたね。

佐賀の恋人は、名物の気球や吉野ヶ里遺跡のイラストです。

ハートマークにデザインされているのは、有明海に生息しているムツゴロウですよ。

参考:佐賀の恋人の記事はこちら

熊本の恋人 いさぎい好いとるばい【熊本県】

熊本の恋人外装

九州らしさを感じる愛の告白、「いさぎい好いとるばい(すごく好きです)」。

熊本にかぎらず、わたしの出身地・長崎でもよく「~ばい」を使いますよ。

行くばい(行くよ)、食べるばい(食べるよ)、よかばい(いいよ)、したばい(したよ)。

熊本城とくまモン、かっこよかばい~!

参考:熊本の恋人の記事はこちら

鹿児島の恋人 わっぜえ好っじゃっど【鹿児島県】

鹿児島の恋人外装

九州南部に位置する鹿児島県。名物土産といえばかるかんが有名ですね。

そんな鹿児島の恋人シリーズは、好きな気持ちがガツンと伝わってくる「わっぜぇ好っじゃっど」。

パッケージには桜島、そして幕末、明治維新に活躍した薩摩藩の藩士・西郷隆盛が描かれていますよ。

参考:鹿児島の恋人の記事はこちら

番外編

ここからは番外編として、ラングドシャ以外の○○の恋人を紹介していきます!

黒い恋人 とうきびチョコ【北海道】

黒い恋人 とうきびチョコ外装

白い恋人があれば黒い恋人もある。

ということで、こちらは北海道のお土産「黒い恋人 とうきびチョコ」。

サクサクのとうきびパフを、黒豆が練りこまれたチョコでコーティングしたお菓子です。

向かい合った男女のシルエットや「恋の粒、お口ではじける」というフレーズが印象的!

参考:黒い恋人 とうきびチョコの記事はこちら

黒い恋人 黒豆バウムクーヘン【北海道】

黒い恋人 黒豆バウムクーヘン外装

先ほどの恋人と比べて、思わず「真っ黒の恋人」と名づけたくなる一品。

こちらは黒い恋人はラングドシャでもチョコでもなく、バウムクーヘンです。

恋の粒、それは黒豆。黒豆パワーで恋を実らせてはいかがでしょうか。

参考:黒い恋人 黒豆バウムクーヘンの記事はこちら

うまい棒の恋人【関西】

関西限定デザイン「うまい棒の恋人」内装

駄菓子屋さんでおなじみのうまい棒。いろいろな味の種類がある、サクサク食感がおいしいお菓子。

子どものころよく食べたという人もいるのでは?

じつは関西限定デザインとして、うまい棒の恋人があるんですよ!

シュガーラスク味で、おなじみのうまい棒のように真ん中に穴が空いていません。

関西の地名が書かれてた個装はお土産感がありますね~。

参考:うまい棒の恋人の記事はこちら

恋人シリーズの原材料について

白いパッケージに地名が入った「○○の恋人」はほとんど原材料が同じです。

参考までに原材料は以下の通り。

原材料砂糖、小麦粉、卵白、マーガリン、ココアバター、全粉乳、植物油脂、練乳パウダー、レモン果汁、脱脂粉乳、食塩、香料、乳化剤、酸化防止剤(V.E.)、着色料(カロチン)、(原材料の一部に卵、大豆を含む)

さいごに

全国各地にある「○○の恋人」。これだけそろうと見ごたえがあります。

お菓子の中身はどれも同じですが、パッケージや愛の告白がそれぞれ特徴的で、思わずクスッとなりますよね。

2017年4月時点で、おみやで紹介している「○○の恋人」は番外編も含め25個!

一体、あと幾つあるのでしょうか?47都道府県すべてにあるのでしょうか?

謎を解明すべく、おみやライターによる「○○の恋人集め隊」はこれからも各地を旅します!

おまけ:ご当地お菓子のまとめ特集

おみやでは、他にも全国各地にあるご当地お菓子をまとめています。

その地域でしか購入できない特別感があるので、お土産としても喜ばれるでしょう。ぜひチェックしてみてくださいね。