津山でしか買えないお土産も!人気おすすめ7選・名物お菓子やスイーツの一覧22 件まとめ
津山は、岡山県の北部にある市で、岡山県内で岡山市・倉敷市に次ぐ規模の大きい都市です。
岡山県有数の桜の名所である鶴山(かくざん)公園では、毎年3月末~4月上旬に「さくらまつり」が開かれています。
公園の中心にある津山城跡は、津山のシンボル的な存在として人々に親しまれていますよ。
B’zのボーカリスト・稲葉浩志さんの出身地であることから、ファンの人たちが聖地巡礼に訪れる街でもあります。
このページでは、津山のおすすめのお土産を紹介していきますね。
津山で買える定番のお土産7選
津山城の城下町は、江戸時代に美作津山藩の拠点となっていました。
そのため、津山は古くから和菓子づくりが盛んな菓子処として知られていたのです。
津山を訪れた際は、歴史ある和菓子をお土産に選ぶのはいかがでしょうか。
エクボのお菓子・いちま
津山の老舗和菓子店である「旬菓匠くらや」の代表銘菓です。
おかっぱ頭をした女の子のパッケージで、インパクトがありますよね。
こちらの女の子は、雛まつりで飾られる市松人形をモチーフにして描かれたもの。
津山は市松人形の生産が盛んだった街として有名です。
えくぼが特徴的な市松人形に親しみを込めて「いちまさん」と呼んでいました。
大納言小豆を使った粒あんがブッセ生地でサンドされており、和と洋のハーモニーを楽しめる一品です。
松乃露
松乃露(まつのつゆ)も、「旬菓匠くらや」の看板商品の和菓子です。
松乃露という名は、津山城の松の緑に映える朝露を彷彿とさせる見た目にちなんで命名されたもの。
松乃露は一口大の大きさで、お椀状の個別容器の中に密閉された状態で入っています。
生地は薄い緑色で、まさに松の葉のような色です。
柚子を混ぜ込んだ求肥の表面に、薄黄色の和三盆糖がたっぷりとまぶされています。
昭和天皇が津山へ行幸されたときにお求めになったり、1958年の全国菓子大品評会で金賞を受賞したりするなど、高い評価を得ていますよ。
桐襲
津山市内に3店舗ある和菓子店「菓子処 京御門」で最も人気の商品が、桐襲(きりかさね)です。
桐襲は、ひとくちサイズのしっとりしたお饅頭。
中には白あんが入っていて、柚子の香りが豊かです。
通常のお饅頭よりも水分が多く、焼くのがとても難しいため、ひとつずつ手焼きで作られています。
2~3日経つと柚子の風味が増して、白あんの甘さも皮全体に染みわたるので、出来たてとはまた違う美味しさが楽しめますよ。
五大北天まんじゅう
五大北天(ごだいほくてん)まんじゅうは、津山にある和菓子店の「つゝや(つつや)」が製造・販売しています。
つゝやは、五大北天まんじゅう1品のみの取り扱いですが、津山市民から根強い人気があり売り切れになる日もありますよ。
五大北天まんじゅうは、円盤状の黒糖風味の蒸し饅頭です。
甘さ控えめのこしあんが、しっとりとした薄い生地で包まれています。
日持ちは短めですが、おすすめの津山土産です。
十萬石
十萬石(じゅうまんごく)は、津山にある「大文字(だいもんじ)」という和菓子店が製造・販売しています。
こしあんを入れた求肥が、京麩で作られた厚さ2mmほどの生地で挟まれています。
求肥は薄く、中のこしあんが透けて見えますよ。
創業から大文字のロングセラーとして人気があり、全国菓子大博覧会では1998年に会長賞、2008年には小企業庁長官賞を受賞するなど、高い評価を得ている一品です。
美作守(小)・美作守(大)
美作守(くにまもり)も、十萬石と並んで「大文字」の看板銘菓となっています。
美作守は円盤状の最中で、小と大の2種類があります。
小と大はサイズだけでなく、最中のあんの味も異なる商品になっていますよ。
小の場合、中に入ったあんは、柚子あん・小倉あん・挽茶あんの3種の味があります。
最中の生地は柔らかめで、中のあんは上品な甘さです。
大はひとつの最中に、3種のあんがすべて入っていますよ。
参考:美作守(小)についての記事はこちら/美作守(大)についての記事はこちら
よこの餅
よこの餅を製造・販売しているのは、「松月堂(しょうげつどう)」という津山の和菓子店です。
松月堂の看板商品が、こちらのよこの餅。
よこの餅は、小ぶりなどら焼きです。2枚の生地の間には、粒あんと白いお餅が挟まれています。
職人がひとつひとつ手焼きで作るので、大量生産はできません。
よこの餅に使っている餅米は、津山の奥座敷と呼ばれる横野地区産の有機無農薬栽培のものにこだわっていますよ。
津山のお菓子以外のお土産
津山にはお菓子以外にもおすすめのお土産がありますよ。
ここでは、津山のソウルフードでもある「津山ホルモンうどん」と「干し肉」について紹介しますね。
ご当地グルメ「津山ホルモンうどん」
ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」でランキング上位となり、注目を集めている津山ホルモンうどん。
津山のホルモンは、臭みがなくおいしいと言われています。
市内に食肉処理場があること、そこでの処理スピードが全国的に見ても優れているためです。
津山では昔からお肉と内臓の処理が別々の部門で行われており、すばやい処理ができていたそうですよ。
津山では、50軒以上のお店でホルモンうどんが提供されています。
中には50年以上前から提供しているお店もあるほど。
ホルモンうどんは、津山に根ざしているご当地グルメです。
各店のホルモンうどんは、自家製のタレ、良質なホルモン、タレとの相性を考えた野菜を使い、それぞれがオリジナルの味を作り出しています。
津山を訪れた際は、ぜひホルモンうどんを食べてみてくださいね。
お土産として「津山ホルモンうどんセット」や「津山ホルモンうどんのタレ」が販売されているので、お家で作ってみるのもおすすめです。
参考:津山ホルモンうどん研究会
津山名物のおつまみ「干し肉」
ホルモンうどんに続く津山名物として、「干し肉」があります。
干し肉は、牛のブロック肉を数日間干して、旨味を凝縮させたものです。
昔は保存食として重宝されていました。
干し肉はスライスしてから、軽く炒めて食べます。
市内のスーパーや精肉店で購入できる、津山の食文化のひとつになっていますよ。
干し肉といってもビーフジャーキーの固いものではなく、おつまみやおかずに最適です。
老若男女に喜ばれるお土産ですね。
津山のお土産が買える場所について
津山のお土産は、津山城跡や津山駅周辺などで購入できます。
ここでは津山の主要なお土産屋さんを3箇所紹介しますね。
津山観光センター
津山観光センターは、津山城跡の近くにあります。
津山市の観光の拠点であり、観光パンフレットも多数揃えられていますよ。
1階に「お土産・特産品コーナー」があり、津山銘菓・地酒・民芸品などのお土産が豊富に取り揃えられています。
「お城のマルシェ」も併設されていて、津山産を中心とした地元の新鮮な食材が並べられています。
お土産以外にも、野菜や果物がお得に買えるかもしれません。
- 住所:岡山県津山市山下97-1
- 電話番号:0868-22-3310
- 営業時間:9:00~18:00(4~9月)、9:00~17:00(10~3月)
- 定休日:なし、年末年始(12/29~1/1)のみ休業
にぎわい交流館
にぎわい交流館は、津山駅のロータリー内に位置しています。
津山のお土産のほか、地酒や地ビールの取り扱いもありますよ。
店内にはカフェも併設されていて、コーヒーなどのドリンクやソフトクリーム、シフォンケーキといったスイーツメニューも提供されています。
電車の待ち時間に利用したいスポットですね。
- 住所:岡山県津山市横山14-50
- 電話番号:0868-32-8400
- 営業時間:8:00~19:00
- 定休日:月曜日(祝日の場合は翌日)
ザ・シロヤマテラス津山別邸
2019年2月にオープンしたホテル「ザ・シロヤマテラス津山別邸」。
館内の1階には、こだわりの逸品が揃う「みまさかマルシェ」があります。
津山を始めとした岡山県内の特産品をセレクトした店内には、ホテルのパティシエ特製のケーキや焼き菓子も並んでいますよ。
高級感のある手土産を探しているときにぴったりですね。
みまさかマルシェに加え、ホテル内のカフェやレストランは宿泊者でなくても利用できますので、ぜひ足を運んでみてください。
- 住所:岡山県津山市山下30番地1
- 電話番号:0868-24-2111(代表番号)
- 営業時間:8:00〜21:00(みまさかマルシェ)
- 定休日:なし
今回紹介したお土産でお取り寄せできる商品一覧
今回紹介したお土産の中で、通販で購入できるものを一覧で紹介します。
ふるさと納税で特産品が探せます
津山の特産品はふるさと納税でも探せますよ。
ふるさと納税は節税にもなるので、チェックしてみてください。