庄原お土産のおすすめ人気お菓子やスイーツの一覧8 件やお土産屋さんも紹介
庄原市は広島県の北東部、中国地方のほぼ中央部に位置しています。
岡山県・鳥取県・島根県の3県と接し、中国山地の山々に囲まれた自然豊かな市です。
現在の庄原市は、2005年(平成17年)に旧 庄原市、比婆郡比和町・口和町・高野町・西城町・東城町、甲奴郡総領町が対等合併して、新設されました。
そのため庄原市の面積は、約1,246.49平方キロメートルもあります。
庄原市の市域は広島県の約14パーセントを占め、広島県内だけでなく西日本で最大の面積です。
さらに庄原市は、全国でも13番目に大きな面積の市でもあります。
庄原市のおもな観光名所は、国営備北丘陵公園、比婆山(ひばやま)、帝釈峡(たいしゃくきょう)、東城の町並などがあり、人気です。
また市内には4か所のスキー場があり、冬にはスキー客が多く訪れます。
このページでは、庄原市で買える定番のお土産・おすすめのお土産を紹介しますね。
庄原でおすすめの定番・人気お土産
庄原で定番のお土産、定番のお土産をまとめました。
- 和泉光和堂:乳団子
- 和泉光和堂:バターモチ
- 竹屋饅頭本舗:竹屋饅頭
- 竹屋饅頭本舗:竹屋餅
- 横山甘泉堂:田総羊羹
- 大国堂:ヒバゴンのたまご
- 大国堂:りんごワインパイ
- 大国堂:もみじ饅頭
庄原に来た際、お土産選びの参考にしてみてください。
和泉光和堂 乳団子
「乳団子(ちちだんご)」は、老舗和菓子店・和泉光和堂(いずみ こうわどう)が製造・販売している、庄原市を代表する銘菓です。
和泉光和堂が創業した場所は、現在の庄原市七塚町(ななつかちょう)。
明治33年(1900年)に現在の七塚町内に当時の農商務省直営の種蓄牧場が建設されました。
これが広島県における乳業の始まりとされています。
昭和9年(1934年)に和泉光和堂の初代店主が、この牧場で生産された生乳を原料とした菓子を考えて生まれたのが乳団子です。
乳団子は水を一切使わず、地元産の生乳をふんだんに使って、餅粉や水飴、蜂蜜、砂糖などを混ぜ合わせています。
きびだんごや求肥を思わせるモッチリとした柔らかな生地と、ほんのりと感じる牛乳の甘味が特徴です。
- おもな販売箇所:備北丘陵公園、中国自動車道 七塚原サービスエリア、和泉光和堂各店ほか
- 本店の住所:広島県庄原市中本町1丁目3-5
和泉光和堂 バターモチ
乳団子と同じく和泉光和堂がつくるのが「バターモチ」です。
戦後、和泉光和堂の初代が庄原出身のハワイ移民の人に乳団子を伝授したことで、ハワイでも乳団子が売られるようになりました。
ハワイでは、乳団子のレシピを応用した焼菓子が生まれ、それをヒントに和泉光和堂で製造されるようになったのが、バター餅です。
米粉やバター、ココナッツなどを使っていて、餅という名前ですがケーキのような菓子です。
しかし、食べてみるとモチモチとした弾力もあります。
- おもな販売箇所:備北丘陵公園、中国自動車道 七塚原サービスエリア、和泉光和堂各店ほか
- 本店の住所:広島県庄原市中本町1丁目3-5
竹屋饅頭本舗 竹屋饅頭
「竹屋饅頭(たけや まんじゅう)」は、庄原市の最東部にある東城地区の歴史ある銘菓です。
糀(こうじ)を使った酒饅頭の一種で、円盤形をしています。
表面に屋号が焼き印されているのが印象的。
薄めの生地の中にはタップリの自家製こし餡が入っていて、とても上品でやさしい甘さです。
竹屋饅頭本舗と竹屋饅頭が生まれたのは江戸時代。
竹屋饅頭本舗の創業は文久元年(1861年)といわれています。
当時から竹屋饅頭は看板商品で、店の屋号「竹屋」をとって竹屋饅頭と呼ばれたのです。
東城は古くから交通の要衝で、江戸時代に広島藩が支配しました。
しかし広島城から遠く離れているため、広島藩の家老・浅野氏が東城に入って治めます(東城浅野氏)。
竹屋饅頭は東城浅野氏も気に入り、御用菓子となりました。
なお添加物不使用で、賞味期限は短めで2日ほどです。
- おもな販売箇所:東城まちなか交流施設 えびす、道の駅 遊YOUさろん東城、竹屋饅頭本舗ほか
- 本店の住所:広島県庄原市東城町東城249-1
竹屋饅頭本舗 竹屋餅
竹屋饅頭本舗では、看板の竹屋饅頭のほかにもいろいろな商品をつくっています。
竹屋饅頭以外に人気が高いのが「竹屋餅(たけや もち)」です。
いわゆる「あんころ餅」の一種で、餅を自家製のこし餡で包み込んでいます。
餅は店でついたもので、蒸したもち米を杵(きね)でつき、砂糖蜜を入れながら柔らかく練ったものです。
こし餡は柔らかめに練り上げていて、まったりとした舌触りの上品で繊細な甘さが広がります。
- おもな販売箇所:東城まちなか交流施設 えびす、道の駅 遊YOUさろん東城、竹屋饅頭本舗ほか
- 本店の住所:広島県庄原市東城町東城249-1
横山甘泉堂 田総羊羹
「田総羊羹 (たぶさ ようかん)」は、庄原市南部の総領(そうりょう)地区にある田総地域の銘菓です。
田総地域にある老舗和菓子店・横山甘泉堂(よこやま かんせんどう)がつくっています。
横山甘泉堂の創業は明治18年(1885年)で、田総羊羹は創業時からの看板商品です。
昔からの製法にこだわり続けています。
ツルッとした舌触りで、羊羹らしい甘さと素朴な味わいが田総羊羹の魅力です。
- おもな販売箇所:道の駅 リストアステーション、横山甘泉堂ほか
- 本店の住所:広島県庄原市総領町稲草2043
大国堂 ヒバゴンのたまご
「ヒバゴンのたまご」は、庄原市北東部に位置する西城地区にある大国堂がつくっています。
ヒバゴンとは、庄原市北部にある比婆山で、1970年代に目撃されたUMA(未確認動物)。
類人猿のような姿で、2足歩行をしていたといわれています。
ヒバゴンにちなんで大国堂がつくったのがヒバゴンのたまごで、大国堂の看板商品のひとつにまでなりました。
ヒバゴンは類人猿のようなUMAなのに卵を産むのかどうかは置いておいて、ヒバゴンのたまご自体はとてもおいしい饅頭です。
ドーム型の茶色い形で、ココア風味の生地の中に白餡がタップリと詰まり、さらに中心部にはサツマイモ餡が入っています。
箱もユニークで、とても遊び心のある菓子のため、お土産にピッタリです。
- おもな販売箇所:備北丘陵公園、七塚原サービスエリア、大国堂ほか
- 本店の住所:広島県庄原市西城町西城103
大国堂 りんごワインパイ
「りんごワインパイ」は、大国堂がつくる菓子です。
庄原市北西部に位置する高野地区は、中国山地の山中にある非常に標高の高い場所。
その気候を利用して、高野地区ではリンゴ栽培が盛ん。
りんごワインパイは、庄原はリンゴ栽培が盛んなことにちなんだ菓子です。
パイ生地の中には、赤ワイン風味のリンゴジャムがタップリと詰まっています。
- おもな販売箇所:備北丘陵公園、七塚原サービスエリア、大国堂ほか
- 本店の住所:広島県庄原市西城町西城103
大国堂 もみじ饅頭
「もみじ饅頭」といえば広島県を代表する銘菓として有名で、多くの菓子店がつくっています。
もみじ饅頭は本来、宮島の銘菓です。
そのため、もみじ饅頭の製造業者は宮島周辺が多いのですが、庄原にある大国堂ももみじ饅頭をつくっています。
しかも大国堂のもみじ饅頭は本場・宮島周辺のもみじ饅頭と並ぶ人気があり、店の看板商品のひとつです。
基本の粒餡・こし餡のほかにいろいろな味のバリエーションがあるのも魅力で、詰め合わせもあります。
- おもな販売箇所:備北丘陵公園、七塚原サービスエリア、大国堂ほか
- 本店の住所:広島県庄原市西城町西城103
庄原で買える菓子以外のお土産
庄原で買える、菓子以外のお土産はどんなものがあるでしょう。
以下にまとめてみました。
- 比婆牛
- 広島菜、広島菜漬
- リンゴ、リンゴジャム
- 庄原米
- 日本酒
- 庄原焼(庄原風お好み焼)
菓子以外にも、庄原ならではの個性的なものがあります。
庄原のおもなお土産屋さん
庄原市内でお土産を買える、おもな場所は以下のとおりです。
- 食彩館 しょうばら ゆめさくら特産店 (旧 庄原エリア)
- 備北丘陵公園 売店 (旧 庄原エリア)
- 東城まちなか交流施設 えびす (旧 東城エリア)
- 道の駅 たかの (旧 高野エリア)
- 道の駅 リストアステーション (旧 総領エリア)
- 道の駅 遊YOUさろん東城 (旧 東城エリア)
- 中国自動車道 七塚原サービスエリア 上り・下り
庄原市内には大きな商業施設がなく、駅も小さめところが多いため土産物売場は併設されていません。
そのためいろいろなお土産を見てみたい場合は、特産品を扱う施設、観光施設の売店、道の駅や高速道路のサービスエリアなどがメインになります。
また市内にある菓子店で直接買うのもいいでしょう。
おもな菓子店は、以下のとおり。
- 和泉光和堂 (旧 庄原エリア)
- 竹屋饅頭本舗 (旧 東城エリア)
- 横山甘泉堂 (旧 総領エリア)
- 大国堂 (旧 西城エリア)
庄原市は広いですので、すべてを回るのは大変です。
あらかじめ調べたうえで、行きたい店を決めてから向かいましょう。